話は前後しますが、法務局の登記相談コーナーに行って来たときの話も書いておきます。
今回見て貰ったのは、両登記の申請書と表題登記に必要な建物図面と各階平面図です。
申請書は難しい所は何もありません。解説サイトを見れば誰でも作れます。
それでも「葺」は漢字で書きなさい、とか細かい直しが入りました。
画像はお借りしました m( _ _)m
こんなの。
会社のイラストレーターを私用で使って(笑)3時間弱掛かりました。
使い慣れてないので操作に手こずったのと、私用なので人目を憚りながらだった面が多大にあるので、
慣れてる人なら1時間も掛からないと思います。
作る事自体よりも、建築家物件ならではの「面倒臭さ」に閉口しました。
形も複雑で三角の部分があったりするので、計算も複雑です。
そして一番困ったのが「床面積に算入するかどうか分からない箇所が多い」事です。
左右で壁の長さが違うガレージ開口部や、ふかした外壁は算入するのか否か、等々。
そこの判断によって図面は全く別物になるのですが、素人の悲しさ、判断基準が分からないのです。(^^;;
自分なりに解釈して、上記2点は「用途性が無い」と判断し、床面積に入れませんでした。
そうやって苦労して作った図面を見て貰うのですが、相談員さんの口調は言外に
「また素人が知ったかぶりやがって、どうせ穴だらけだろ?」と言わんばかり。(^^;;
質問される、答える、質問される、答える、を繰り返していると
相談員さんに「建築士さんですか?」と聞かれました。
ここで大失敗。 (×▽×;) シマッタ
「いえ、ただの面倒くさい施主です」と答えれば良かった〜!(爆)
普通に「いえ、違います」と答えました。
ふかした壁など難しい箇所は登記官に確認してくれましたが、私の解釈通りでした。(どうよw)
と言う訳で、もの凄く心配していた書類には特段の不備はありませんでした。(*^-^*)
次にスケジュールを相談しました。
前の記事にも書いた通り、「ローン実行までに間に合うかどうか」が焦点だったので。
これは工務店の社長さんから教えて頂いたのですが、
建物表題登記をするには「家に人が住める状態になっている事」が絶対条件なんだそうです。
判断基準は次の5つ
1)足場が外れている事
2)キッチンが完成している事
3)浴槽の設置が終わっている事
4)トイレが付いている事
5)壁紙が貼られている事(これは相談員さんが言っていました)
建物滅失登記と建物表題登記(昔は表示登記と言っていたそうです)は
家屋調査士が行いますが、彼らは上の5つの証明として写真を貼付するのだそうです。
我々素人が自分で登記すると、法務局が現場を調査しに来ます。
私の管轄区域では素人の申請には100%調査が入るそうです。
ですが、家屋調査士の場合は写真で事足りるようです。
ちなみに我が家の場合上記5つが終わるのが10月10日の予定でした。
調査に来てもらう日は指定出来ないので、あまり早く申請しても2度手間になるため
「申請は10月5日頃にして下さい」と言われました。
さて、それからもう一つ「以外と書いているサイトが少なかった」話です。
建物表題登記をするには「建物引渡証明書」という書類を添付する必要があります。
工務店が出す書類で、文字通り「建物を施主に引き渡しました」という事を証明する書類です。
工務店はまだ建築中なのに「引渡証明書」を出す事になります。
実態はどうあれ、書類上は物件は施主の物になります。
つまり
引渡証明書の日付以降は、火災等の事故があっても工務店は責任を負わない
のです。
なので、施主が火災保険に入っておく必要があります。
それから、工務店側は工事代金の清算前に「引き渡しました」という書類を出している、
というリスクを負ってくれている事も忘れてはなりません。
我が家の場合、工務店側の要請で上記2点に関する誓約書を提出しました。
ちなみに、火災保険の話をウチのフィナンシャルプランナーに話した所
「そんな話初めて聞きました」と言ってました。(^^;;
それまでのクライアントはそういう事をした事が無いそうです。火事が出なくて良かったですねw
・・・・・というのが9月28日の話。
そして昨日、2度目の登記相談に行ってきました。
手直しした書類を確認してもらって、「後は5日に提出するだけ」という状態です。
ちなみにウチの管轄の相談コーナーは予約制度があるので今回は有効活用しました。
折角予約して行ったのに「待ち人0人」って。orz
画像はお借りしました m( _ _)m
飛び込みで行った前回は「7人待ち」で1時間待ったんですよね・・・・・・。
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