ウチの壁の仕上げは、浴室とそこから続く洗面所の一部を除き、基本全面クロスです。
そりゃ珪藻土や漆喰に憧れはありましたが、
コストコントロールの一環で最初から壁紙を提案され、私たちもそれをアッサリ受け入れました。
壁紙とは思えませんね。こんなにキレイに貼ってあるのは初めて見ました。
私たちはビニールクロスと知っているので「塗り壁みたい」だとは思いませんでしたが、
目の肥えている調査員さんが塗り壁と間違うんだから、相当なレベルなのでしょう。
ただし、監督さんに聞いた所によると、
職人さんの腕が良いから塗り壁に見えたのではない、のだそうです。
我が家で使っている壁紙は、非常に薄いのだそうです。
ちなみに図面にはサンゲツの
SG5648と書いてありますが、コレ多分間違ってます。(笑)
理屈は分からないのですが、薄い壁紙は塗り壁のように仕上がるのだそうです。
ただし、致命的とも言える弱点があります。
強い光が当たると、不陸がメチャクチャ目立つのです。
そりゃぁもう、「済みませんが全面貼り直して下さい」と言いたくなるレベル。(笑)
実際、家屋調査の数日前に家内と現場に行ったのですが、
夕方で西日をまともに浴びていたので、強烈な不陸が出ていました。
あまりに酷さに「施主検査で指摘して全面張り替えてもらおう」と即決しました。
ところが、直射日光を浴びていなかった家屋調査の日は、
「あれ? あの不陸はドコに消えたの?」という位、全く分からなくなっていました。
監督さんにその話をすると
「どうしても西日が当たると目立ってしまいます。実際は下地は塗装レベルで仕上げているんですが」
と申し訳無さそう。
m4さんも「やり直しても恐らくほとんど改善しないと思います」との事。
そりゃぁ、塗装レベルの下地ならそうでしょうね。
西日が当たったときの不陸は、塗り壁と見違える程の仕上がりの代償なのです。
最初からこの事を知っていたら、
塗り壁に見えるというメリットがあっても、この壁紙を選ばなかったかも知れません。
でも、すでに施工しちゃってるので、このまま行くしかないよなぁ。(^^;;
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