翌日は休日だったので現場に出向いて確認しました。
やっぱり陥没してる・・・
Σ(°д°lll)
コンクリはやっぱり折れていて、
下の土が流失しているため落ちていました。
角材で突っかえ棒をしてコンクリの崩落を防いでいました。
この状況を予期していた訳ではありませんが、私には心当たりがありました。
建て替える前の家は南東側が沈んで傾いていました。(それを承知で購入しました)
そして沈んでいたのが丁度この陥没箇所の方向だったのです。
なので「ここが陥没してたからそっちに傾いてたんだな」と妙に納得したのです。(^^;;
そういう状況でもあったので、地盤そのものに何らかの欠陥があるんじゃ、と心配しましたが、
m4さんも現場監督さんもそれには否定的でした。(地盤調査の結果も良かったですし)
現場監督さんによれば「普通に埋め戻してそれで大丈夫だろう」と。ホンマかいな?
後日、配筋検査に足を運んでくれた構造設計の方に見てもらいました。
「掘り方でこの部分を掘った時に、コンクリ下の土も崩れて空洞になったんだと思います」
「コンクリの折れた箇所は重機が乗った時に割れたと思われます」
「元からこの部分の土が流失していて空洞になっていたとは考えにくいです」
「空洞のすぐ先の擁壁への悪影響も無いと思います」
との事。
結果「コンクリだけ撤去して埋め戻せば問題ないでしょう」と。構造設計さんが言うなら安心です。
二人とも同じ事を言っているのに、受け取り方が全然違いますね。(  ̄ー ̄)
これです。
これですよ。
これが設計事務所(建築家)に監理を依頼する最大のメリットだと思うんです。(゜▽゜*)
建築工事が始まると、こういったトラブルや疑問は次々と出てきます。(ウチだけ?www)
その時に施工側が言う「大丈夫」と、中立の第3者(むしろ施主側)の建築士が言う「大丈夫」では
同じ「大丈夫」でも全く違うのは、分かっていただけると思います。
我々素人はこのセカンドオピニオンがあって、初めて安心出来るのです。
この時は「建築家さんに設計を頼んで本当に良かった」と心底おもいました。(T▽T)
設計監理料ウン百万、高くは無いと思います。
お楽しみいただけましたでしょうか?
「面白かった」なら、こちら↑をクリックして下さい(安全なリンクです)